使用するソフトは University of Waikato, New Zealand の研究陣が作成した
Weka という Java ベースのデータマイニングツールです。
但し、木の表示を日本語表示が可能になるように修正し,ついでに、GUIの
画面の一部(ごく一部ですが)日本語化しました。
以下、実行環境の作成方法を記します。
Wekaの変更:
Wekaは http://www.cs.waikato.ac.nz/~ml/weka/
に説明・ダウンロードファ
イルがあります。この中のGUI version を用います。3.2.3 を使います。
weka-3-2-3.jar
をダウンロードして下さい(weka-3-2-3.exe
でも同じはず)。
Winzip等を用いて解凍すると、weka が使用するパッケージが入っている
weka.jar があります。weka.jar を解凍し(double click するとWekaが立上がる
可能性があります(Java2を用いている場合))、これの weka フォルダに
http://www.j.dendai.ac.jp/~sakurai/tmp/weka-add.zip
(約73KB)
で得られる weka-add フォルダ中の weka フォルダを上書きします。
weka.jar を解凍した全部を再び zip 形式に圧縮し(もとと同じディレクトリ構造
になるように、すなわち、ディレクトリが weka\.... となるように圧縮のこと)
weka.jar とし、置き換えます(weka-3-2-3\data がどこにあるかを覚えておけ
ば、または、weka-3-2-3\data を一緒にもっていくならば、weka.jar はどこに
おいてもかまいません)。
Wekaの実行:
weka-3-2-3.jar 中の README にも説明はありますが、Java2 (JDK1.2または
それと等価な環境) であれば、weka.jar をdouble click するとWeka が起動し
ます。
それ以前のJavaの場合には、例えば、次のようなバッチファイルを作成して下
さい(c:\home\weka\weka-3-2-3 は単に例。自分が作成したweka-3-2-3
ディレクトリのフルパスをここに書く)。これを、例えば、weka.bat とします。
set WEKAHOME=c:\home\weka\weka-3-2-3
set CLASSPATH=%WEKAHOME%/weka.jar;%CLASSPATH%
java -jar weka.jar
Windows2000/XPの場合は、環境変数を設定し(「コントロールパネル」の「シ
ステム」の「詳細」の「環境変数」の「ユーザ環境変数」に上記の変数とその値
を設定する)、java -jar weka.jar を実行してもよい。
weka.jar や weka.bat のアイコンを
http://www.j.dendai.ac.jp/~sakurai/tmp/weka_icon.ico
(約2KB)
に替えるのも一興です。
使用するデータ:
さてデータを追加してください。
http://www.j.dendai.ac.jp/~sakurai/tmp/data-j.zip
(約7KB)
を解凍して得られるファイルを weka-3-2/data フォルダに入れて下さい。
http://www.cs.waikato.ac.nz/~ml/weka/
にある datasets-UCI.jar
(約1.2MB)
( UCI
repository のデータを Weka で扱えるように書き換えたもの) や
随所から集めた回帰用のデータ datasets-numeric.jar
(約126Kb) もダウンロー
ドしておくとよい。
「回帰」の時に用いるExcel用データ
http://www.j.dendai.ac.jp/~sakurai/tmp/ExcelData.zip
(約62KB)
もダウンロードし、解凍して好きなところに入れて下さい。
以上(2002.10.30)